瑞鳳殿と牡鹿半島

東北の旅の後半も仙台に始まった。伊達の廟である瑞鳳殿を見に行って、県立美術館にも行くつもりだったので、観光バスのるーぷる仙台に乗った。やはり、連休中に使おうとしたら、混雑するが、観光地を訪れるためには便利だし、運転手が見えることについて語ってくれる。その案内の中に仙台に住む有名人の噂話とか、「今右側に馬が見えるよ」とか、「地下鉄の列車が試験運転をしている様子は見える。皆様はラッキーです!」などもあったので、かなり面白かった。3回乗ったので、運転手によって違うことも分かった。

特に面白い話をしていた運転手さんは、途中で「ここから仙台港が見える。先日名古屋から来たお客さんによると、名古屋からフェリーに乗ったら、新幹線よりお得であることを教えてもらった。」と言った。それはきっとゆり子の母の話だろう。不思議だな。

家族が並木のある階段を登る瑞鳳殿は丘の上にあるので、ゆっくり歩いた。しかし、戦火にあった現物を再現した建物であるにもかかわらず、印象は良かったし、再築のおかげで伊達政宗の葬り方も分かったそうだ。県立美術館に行けたが、お昼を食べたら、ゆり子はささっと展示品を見ることしかできなかった。やはり、余裕は少ない計画がそうなる。仙台の全てを見るために、2泊は当然足りない。

真由喜には学校があったため、ゆり子と真由喜が先に帰ったが、母と一緒に私が石巻市に移動して、一泊した。ホテルは予想より大きかったので、石巻市はちょっと大きな街だよね。

翌日、金華山黄金山神社に参拝した。母と一緒に電車で女川まで行った。新しくできた女川駅は、7月に参拝した時に見えたが、駅前で商店街の建築が始まった。次回行ったら、女川でお昼を食べられるようになっているようだから、もしかして女川経由で行くことになるだろう。駅で、「なべちゃん」という海上タクシーの方が迎えに来て、港に送ってくれた。そして、寄磯という港だったので、道から金華山ははっきり見えた。

母が鮎川桟橋の柱を見る神社で被災地復興祈願祭を執り行ってもらって、また船で鮎川に行った。鮎川の復旧も進んでいるが、まだまだ道程は遠いようだ。桟橋はできているが、新しい商店街や市街地の準備はまだまだ初段階に過ぎない。鮎川でお昼を食べてから、海岸まで散歩したが、母は感動した。やはり、家などが建っていた道を歩いて、周りには何もない状態で、津波の強さを実感する。私が今でも東北へ旅する理由がよく分かったそうだから、よかった。

そして、路線バスで石巻市へ戻ったので、牡鹿半島全体を見えた。大変綺麗な地域であるので、観光が盛んになると良いと勝手に思っている。

新幹線に乗って帰ったので、東北の旅は全て楽しかった。