『家売るオンナ』

家売るオンナ』とは、先週放送が終わった北川景子さんが主演したドラマである。視聴率は夏のドラマの最高位だったので、ご存知の方は多いと思うが、本当に面白かった。私も、私の家族もファンになって、毎週の放送を楽しみにしていた。見たきっかけは、私は北川さんのファンであることだったので、前もって北川さんの演技は最高であることを述べておきたい。役柄は普通ではないが、「無表情」を演じても、キャラクターの気持ちをちゃんと演じることはできた。その上、脚本も良かったし、他の出演する俳優もよくできたし(特にイモトアヤコさん)、演出は全体的によくできた。まだ見ていない方がいれば、オススメする。コメディーだから、笑えると確信する。

これから、ドラマの内容について書きたいと思うので、ネタバレが多くなる。まだ見ていない方は、見る前に読まない方が良い。

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蓮舫氏の国籍

投稿がちょっと遅くなったが、蓮舫氏の国籍について書きたい。

蓮舫氏が民進党の代表になったら、実はまだ台湾籍を持っていることが明らかになった。この状態は違法であるのは言うまでもない。蓮舫氏は、十代の頃、生まれてから日本国籍を持っていたとみなされるようになったが、二十歳になったら、いずれかの国籍を(台湾籍は正式に日本で「国籍」と呼べないが、他の言葉は分からない)放棄する義務がある。その義務を果たさなかったようだ。

イギリス国籍を放棄しなければならなかった人として、ちょっと羨ましい気持ちが湧いてくる。めんどくさかったし、お金がかかったし、イギリスに行ったら、外国人の長い入国列に加わらなければならなかったし、イギリスの国籍も持てたよかったなと思うが、それは個人的な反応に過ぎない。

蓮舫氏の行為を客観的に見れば、必要な事務手続きを怠ったことに過ぎない。さらに、自分にとってメリットはない手続きで、しなくても別に問題が起こる手続きでもない。つまり、具体的な影響は一切ない。台湾のパスポートは持っていないし、台湾の選挙に投票もしていないようだ。(そうだったら、問題が深まるが、報道されていないのでないと思ってもよかろう。)このような手続きをきちんと完成させるべきであるが、年金や健康保険を納めないことよりはるかに軽いと思うべきだ。確かに民進党は、そのような手続きはもう完成していることを確認するべきであるが、事務ミスに過ぎない。

しかし、「日本への忠誠は疑わしい」という声は聞こえる。この批判の筋は通らない。

まず、ある国との繋がりは国籍によって決まるわけはない。私は日本人になっているが、イギリス生まれなので、イギリスとの繋がりは無くならない。さらに、父はアメリカ国籍を取得したので、アメリカとの繋がりもあるし、妹はカナダ国籍を取得したので、カナダとの繋がりもある。(かなり国際的な家族になった。)イギリスの国籍はもう持っていないし、アメリカやカナダの国籍は持ったことはない。だから、蓮舫氏は台湾に対して特別な思いを持つとしたら、台湾籍を放棄することでなくなるわけはない。過去に台湾籍を持ったことはその繋がりの基盤になることには十分である。

しかし、なんで疑う根拠として捉えられるだろう?蓮舫氏が日本の国籍を選んだ。私も、日本の国籍を選んだ。私の知り合いの帰化者が帰化を結婚に例える。イギリスは私の元カノに相当する。もちろん、元カノに対して特別な思いを持っている。しかし、妻に対する思いに比べられるものではない。元カノになるべく傷をつけないのは当然だが、元カノと妻の間の選択だったら、妻を選ぶのも当然だ。つまり、日本と同じように先進国である台湾やイギリスやアメリカの場合、日本を選んだことで、日本の方が重要であることがわかるのではないか。だから、日本の国益を優先するのは当然である。もう過去の行為で日本を優先したので、将来にも同じようなことをすることは予想できる。一方、日本国籍しか持ったことはない方は、日本を意識しながら選んだことはない。選ぶことになったら、日本を選ぶ証拠はない。人によって、過去の行為を見て証拠を挙げることはできる場合は少なくないが、日本の国籍を選んだ行為もその証拠の一種である。

それでも、台湾に対して特別な思いを持つだろう。そうかもしれない。それで、日本と台湾の相互利益に貢献する政策を探ることに刺激になる。良いことなのではないか。国際社会で本当の相互利益を探るのは理想的であるが、双方に愛情を持つ方こそは本当の相互利益を探るはずだ。片方にしか愛情を持たない人は、自分の利益を無意識に優先してしまう傾向はよく見る現象だ。

民進党の代表として、日本の外交への影響は強くないと思われるが、首相になる可能性があると思える。その場合、蓮舫氏はハーフであるからこそ、外国との繋がりを持っているからこそ、相応しいと言えると主張したいのだ。自分で日本を優先することを意識しながら選んだが他の国の利益を軽視することはないだろう。それこそは首相に相応しい方の心理であるのではないか。