平成28年を省みる

今年が終わりかける中で、省みりたいと思う。この投稿を楽しみにしている方もいるそうだから、欠かせない。

世界的に平成28年は良くなかったと私は思う。イギリスがヨーロッパ連合の離脱を決めたし、アメリカがトランプ次期大統領も決めた。シリアで内戦が続いたし、アレッポが大きな悲劇になった。難民問題がさらに発展したし、テロも相次いだ。ブラジルで大統領は弾劾されたが、それは陰謀とみなす人は少なくない。一方、韓国の大統領も弾劾になったが、それは市民の意思に従う結果だそうだ。日本では、熊本地震を始め自然災害が続いたし、天皇陛下のお言葉もあった。その中で、私の一年はどうだったろう。

真由喜もゆり子もいい一年間だったが、ここで私のことに焦点を絞る。今年は完成の一年間だった。

3月に川崎市の外国人市民の調査は完成。インタビュー調査の報告書は刊行された。川崎市外国人市民代表者会議のニューズレターの翻訳で、会議の審議で調査の結果を使用していることもわかったし、私が委員を務めさせていただいているもう一つの市の委員会でも使用している。貴重な基盤となっているし、市の行政は5年ごとに実施する方針を持って動いているので、これは成果の一つである。川崎市の外国人市民に対する政策に貢献すればと思う。

そして、4月にArs Magicaの最後の一冊は出版されたので、その13年間以上のプロジエクトが完成された。それ以来、距離を置いてきた。20年間携わったことは、休憩したくなるのは自然だろう。それでも、私の誇りの一つであるので、休憩してから戻るとも思う。

5月に、日本国籍を取得した。申請過程は長かったし、日本での生活の括りでもあったので、大変嬉しく思った。

6月に、このブログの毎日更新を辞めた。それも完成の一つである。確かにこのブログはまだ更新しているが、10年間以上続いてきたプロジェクトが6月に終わった。

このように見れば、今年の後半は新しいプロジェクトを探すことになった。英語教師の仕事は順調に進んでいるので、節目はないし、大きな変更も予想していない。市の委員会や国際交流協会のイベントなどにも参加させていただいたが、それも大きな節目はなかった。実は、この半年でちょっと喪失感があった。Ars Magicaは23年にわたるプロジェクトだったし、ブログは10年間で、調査は合計で7年間、帰化は2年間。これほど大きな存在が一気になくなると、寂しい気分があるのは当然だろう。

今年の漢字は「完」とする。