お雛様の呪い

今日、真由喜のお雛様を飾った。事前に学校が終わったら飾ることにしたので、真由喜が友達にその計画を説明して、飾りの参加に誘った。結局、私と女の子三人で飾った。

もう10回目だから、問題なく飾れたが、後で真由喜にどの10回目のことを言ったら、急に息を呑んだ。

「10回目、20回目などには、お雛様の呪いがある!」

私は、この都市伝説を聞いたことはないので、解決策がすぐに思い浮かんだ。

「では、お祓いしましょうか。」

真由喜はすぐに賛同して、神棚の御幣を借りて、二人でお雛様の前で正座をした。私が祓詞を唱えていた間に、真由喜が御幣を振った。そして、呪いの恐れは払拭されたようだ。

「何になったのかな。」と真由喜。

10回目の呪いはありそうな言い伝えだが、今日まで聞いたことはなかった。